※今回はわんこ追悼記事となっておりますm(__)m
丁度桜の季節に私がひとめぼれしてやって来たわんこ。
まさにひとめぼれという言葉がピッタリで、「絶対この子を連れて帰りたい!」
そう思ったのは後にも先にもあの一回だけだったなぁ~。
きっとそんな経験した人は多いのではないでしょうか?
そんなわんこが去年の夏、天国に行きました。
私はその後結婚して、わんこはそのまま実家で暮らす事になり、離れて暮らしていました。
もう老犬で、最近調子が悪く寝てばかりいると聞かされてはいたのですが、その頃仕事が忙しく、土曜日に子供達を1日預かってもらい、仕事に行くことにしました。
その前日になぜかいつもは連絡しないのに、他県に住んでいる妹に連絡して、
「明日お母さん1人で大変だから実家に帰って来ない?」とお願いしました。
仕事が終わって実家に行くと、水も飲めずにぐったりしているわんこの姿がありました。
妹と二人で抱き上げて、手ですくって口元まで持って行ったらペロペロ舐めてくれました。
丁度父親と弟も帰って来て、ほんとに何年かぶりに家族が全員揃いました。
「お正月もバラバラだったのに久しぶりだね」
と皆でほのぼの話しました。
その翌日でした。
両親が妹を駅まで送って行った僅かな間に亡くなったみたいです。
もう悲しくて悲しくて…涙が止まりませんでした。
でも、最後に会うことが出来たのが本当に救いで。。
家族全員集まれたのもわんこの気遣いがそうさせてくれたんじゃないかと感謝の気持ちで一杯になりました。
丁度次の日は仕事が大変な日で、それも逆に救いになりました。
思い出すと泣いてしまうから極力思い出さないように・・そんな事を思いながら涙を堪える日々で、いつの間にか忘れて過ごせるようになったある日。
息子の国語の音読を聞いて衝撃が走りました。
その名も
「ずうっと、ずっと、大好きだよ」
「エルフのことをはなします。エルフは、せかいでいちばんすばらしい犬です。
ぼくたちはいっしょに大きくなった。でも、エルフのほうが、ずっと早く、大きくなったよ。」
なんと小さい時から一緒に育って来たわんこが亡くなるというストーリー!!
まさかの内容に忘れていた感情がまた爆発!
毎日音読を聞く度号泣…。
音読カードは私の涙&鼻水被害にあい、気の毒な状態に。
子供達からは毎日
「もう泣いてる」
とからかわれ大変でした。
私の様に毎回泣いてたお母さん他にもいたりするのかなぁ。。
わんこの事を思い出す時、可愛かったなぁ~と温かい気持ちになるのですが、この話を思い出すとなぜか即号泣です…
(正にパブロフの犬…)
でも、この本を見て泣くことで、上手くペットロスを解消出来たような気がします。
ずっとその日を心の奥底で覚悟して怯えて過ごしていたけど、ちゃんと気持ちの整理がつくものなんだなぁと思いました。
先日、息子が散歩中のわんこを指差して「お母さん見て見て!」と言って来ました。
何か変な事言わないかなと冷や冷やしたところ、
「あの犬◯◯ちゃんにそっくりやで!」とのこと。
全然違う犬種だけどなぁ~と思い見たところ、同じ所に模様がありました。
「ほんとだね~。」と二人でほのぼのしつつ、息子の中にもわんこの記憶が残っているんだなぁと嬉しくなりました。
丁度一年経ちましたが、思い出して悲しい気持ちになる事はないんです。
楽しい思い出ばかり出てくるんです。
本当に感謝感謝です!!
最後に大好きなフレーズを☆☆
「いつか、ぼくも、ほかの犬をかうだろうし、子ねこやきんぎょもかうだろう。
なにをかっても、まいばん、きっといってやるんだ。
「ずうっとずっと、大好きだよ。」
って。